こんにちは、もぐかぞくです。
もぐかぞくでは、アセアン諸国の成長企業を探して、コツコツ投資をしています。
今回は、インドネシアの優良企業、ユニリーバインドネシアについて紹介したいと思います。
巨大な人口を背景に、アセアンは今後も成長が期待できますね。
1.ユニリーバ・インドネシアについて
ユニリーバは日本でも有名ですので、ご存知の方も多いと思います。
P&Gやネスレについて世界中で利用されている日用品メーカです。
ユニリーバ・インドネシア(PT Unilever Indonesia Tbk)、ユニリーバの子会社として1993年に設立されました。
インドネシアでも主に日用消費財を販売しています。
Doveの洗剤は私も使っています
主な事業としては、パーソナルケア事業とフード事業の2つがあります。
パーソナルケアでは家庭用の化粧品、洗剤、石鹸、シャンプー、練り歯磨き、脱臭剤、洗剤など幅広く展開しています。
一方、フード事業としてはアイスクリーム、ティーバッグ、醤油、フルーツジュース、調味料およびマーガリンなどを展開しています。
インドネシア国内の9つの工場と数10万ともいわれる小売店ネットワークを通じでインドネシア
全土に幅広く展開されています。
インドネシアの2億6千万の家庭に入り込んでいるブランドは強いですね。
2.ユニリーバインドネシアの最近の業績
こちらがユニリーバインドネシアの最近の売上、粗利、当期利益です。
金額は、1インドネシアルピア=0.008円で日本円に換算して、百万円単位で表記しています。
あくまでも参考値としてご利用ください。
こちらも単位は百万円です。2018年は3,340億円も売れました。
日本とインドネシアの物価の違いを考えると、この金額はすごいですね。
また、粗利は常に50%以上をキープしているので、しっかりと利益がでる構造になっています。
こちらはキャッシュフローの推移です。
本業の営業キャッシュフローが数年ガッチリとプラスになっているので安定した強みですね。
本業の営業活動でのキャッシュフローがプラスというのは投資の絶対条件ですよね!
2018年は銀行借り入れを大幅に減らしているので、財務CFはマイナスです。
投資に関するその他の数値ですが、株主資本をでいかに効率的に利益を上げているかを示すROEですが、142%もあります。

ROEについての説明はこちらをご参考ください!
株価ですが、きっちりと右肩上がりで上がっています。

ユニリーバインドネシアへの投資で考慮するのは、株価の割高/割安感をしめす、PERが41倍と非常に高くなっています。
また、国内ではP&Gとの競争もこれから激化してくるでしょう。
ただ、長期的に見てインドネシアの人口は2030年代に3億人を超え、人口ボーナス期は当面続きます。
個人消費も盛んで、国内需要がインドネシア経済をけん引していますので、もぐかぞくとしては買いましです。
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