
こんにちは、もぐかぞくです。
今回は、アセアンで成長が見込める、タイのバンコクエクスプレスアンドメトロ(BEM)の記事です。
バンコクエクスプレスメトロは、タイの交通の中心となる地下鉄と高速道路を運営しています。
1.バンコクエクスプレスアンドメトロの状況
現在、バンコクのメトロは路線の拡大中です。
タイは何と言っても、毎年4,000万人以上の観光客が訪れる国です。
地下鉄がつながって、電車移動が便利になればバンコクの渋滞も少しずつ緩和されるかもしれません
こちらがバンコクエクスプレスメトロの拡大計画です。

全長約27キロメートルの路線を拡大します。
オレンジバーと黄色バーが拡大路線です。
赤いマークのBL28Hua Lamphong 駅から、BL38BangKhae駅までがやく14キロメートル
緑マークのBL01Bang Sue駅から、BL10のTha Phar駅までが約13キロメートルの拡大になります。
バンコクは朝、夕の渋滞がひどいですから、地下鉄で移動が便利になることを期待したいです。
ますます期待できますね。
バンコでのMRTの利用状況です。
2015年から毎年少しずつ、着実に利用客は増えています。
2017年から2018年は5.5%の増加です。
2.バンコクエクスプレスアンドの業績推移
バンコクエクスプレスアンドの2015年からの2018年までの業績の推移です。
利用客も毎年少しずつ増えているので、売上と利益は順調に伸びています。
主な売上は、高速道路料金と地下鉄の料金収入です。
2015年以降、両方の主力事業がともに伸びて、全体の売上を押し上げています。
2018年度は、高速道路の売上が約100億バーツ(350憶円)に対し、MRT(地下鉄)料金が47億バーツ(約165億円)でほぼ半分です。
地下鉄も路線拡大していますで、これから地下鉄の収入アップを期待したいです。
こちらはキャッシュフローの推移です。
2016年には高速道路や鉄道路線延長で投資が多かったですが、2017年、2018年はフリーCFがプラスになっています。
営業キャッシュフローは、2015年から前年増加を継続しています。
大きな投資を終えて、順調にフリーCFを増やしていってもらいたいです。
こちらは経営の主な指標です。
ここ3年ですべての数字が良くなっています。配当も少しずつですが、増配傾向にあります。
こちらは、株価の推移です。
2018年以降は順調に右肩上がりです。
家族旅行でも、バンコクはたびたび訪問します。地下鉄にもよく乗りますが、バンコクの鉄道は治安もよく安心できます。
今後、さらなるバンコク経済の柱になってくれると思いますので、今後のキャピタルゲインを期待して、もう少し買い増し予定です。